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空き家活用×地域活性化


ADDress(株式会社アドレス)佐別当代表取材記事トップ画像

遊休不動産を活用したコリビングサービス「ADDress」
~“住まい”を基盤とした地域活性化と共同体づくり~
【株式会社アドレス 代表取締役 佐別当 隆志氏】

今回は佐別当 隆志氏(株式会社アドレス 代表取締役)へインタビューを行いました。

株式会社アドレスが提供しているサービス「ADDress」は空き家や空き別荘などの遊休不動産をサブリースで契約。

ADDressが登録している物件(2019年10月の発表時点で全国24か所)であれば「月額4万円で住み放題(※)」のサービスを提供しています。

先行開始の段階でなんと想定人数の100倍以上の方からの応募があった今大注目のサービスです。

  • サービスの概要
  • 物件契約の内容・要件は?
  • オーナーのメリットは?

などの他、ADDressを基盤とした地域への働きかけなど最新の動きについてお話をお聞きしました。

賃貸経営による収益以外にも、オーナー・利用者(会員)・地域へ新たな資本を創造する画期的な内容になっています。

ぜひ最後まで読んで、ご自身の空き家・別荘の活用方法として検討してみてください。

※レギュラープランでは1連続滞在は7日まで、ひと月の予約日数上限は14日。

ADDressのサービス概要

ADDressは月額4万円~のコーリビングサービス

――御社のサービス「ADDress」の概要について簡単に教えていただけますか。

ADDress代表取締役 佐別当氏アイコン画像

「月額4万円でどこでも住み放題」というサービスです。

2019年4月1日から、クラウドファンディングで先行募集を行った会員限定でサービスを開始し行っていました。

近年海外では「コリビング(co-living)」(シェアハウス+シェアオフィスが融合した物件のこと。)が増えていて、ADDressでもそういった物件を提供しています。

――利用者が利用した物件の内「定住したい」と思った場合に、直接物件の契約をすることはできますか。

ADDress代表取締役 佐別当氏アイコン画像

僕らの登録物件の中であれば、ドミトリールームの部屋の内1人1ベッドを固定で選ぶことができるようになっています。

固定ベッドには住民票もおけますし荷物も置けるので、気に入った場所を固定ベッドに選んでいただければそこに暮らすことが可能です。

個室を借りられるプランも2019年10月29日(火)からスタートしました。

暮らした地域を気に入って、そこで家を買ったり借りたりしてくれる方が生まれれば、地域への貢献にもなります。

ADDress利用メニュー詳細

地方在住の人や学生も多拠点生活できる時代に

――4万円がとても安く感じたのですが、この金額に設定したのには何か理由があるのでしょうか。

ADDress代表取締役 佐別当氏アイコン画像

短期的にいえば8万や10万の方が稼げますが、それではマーケットは広がりません。

2030年の中長期的なビジョンとしては、100万人ぐらいの方が多拠点生活をしている社会を作りたいと思っています。

実際に今地方の会員さんもいらっしゃいますが、月額4万円であれば地方の家賃相場から大きくずれることはありません。

  • 専用ドミトリで十分な方
  • 専用個室プランをご契約いただく方

の場合は“自分の家”もいらなくなるので全体のコストも少なくて済みます。

それこそ学生だったら学生寮みたいな感覚で、光熱費込みでいろんな人と出会えて刺激が多い生活になれば面白いですよね。

アクセスと家守が確保できる物件かどうかで決定

ADDress拠点地図(拠点数は2019年10月末時点で全国24ヶ所。株式会社アドレスは年内「拠点50ヶ所」を目指すと発表。)

――年内に日本全国で拠点50ヶ所を目指していらっしゃるとのことですが、募集している物件の要件があれば教えてください。

ADDress代表取締役 佐別当氏アイコン画像

東京の方だと車を持ってない方や免許も持っていない方が結構いらっしゃるので、公共交通機関から歩いて行ける圏内の物件にしています。

具体的には1時間に1本でもいいので電車かバスまたは徒歩で10~15分までの物件で、アクセスの確保が重要です。

それに加えて、僕らは「住まい」ということで物件だけを増やしているわけではありません。

近所に住んで、あるいは住み込みで家を管理して守る方を「家守」と呼んでいますが、家守が見つかるかどうかも物件要件として重要視しています。

利用者さんと地域を繋いでくれる家守が町に何人かいらっしゃれば、地域の方たちと仲良くなって一緒にご飯に行ったりでかけたりできます。

ADDressの家が地域の人たちのたまり場みたいになって、さらに輪が広がって仕事につながることがあるかもしれません。

ADDressと地域との交流を通じて「地域活性化」を促せる家守がみつかるかどうかも大事です。

不動産会社・自治体との連携で全国的にサービスを展開

――佐別当様が関わられている団体・法人様が多くあるかと思いますが、ADDressとはどのような連携体制をとられていますか。

ADDress代表取締役 佐別当氏アイコン画像

物件の調達のパートナーとして不動産会社との連携は大きいですね。

最初に株主として出資していただいたR不動産は東京や鎌倉など全国に不動産のネットワークがあり、そこから物件を紹介していただいています。

もう一つは自治体との連携です。

自治体は人口減少などによる空き家対策やシャッター街を食い止めるために移住/定住をしてほしい訳ですが
そんな簡単にはできないことを分かっていらっしゃいます。

ADDressは定期的に都心と地方を行き来する人口(=「関係人口」)を増やしているので、今後さらに自治体と連携を図っていきたいです。

一年未満で想定の100倍 3,300人からの会員応募

――4月よりADDressのサービス先行開始がありましたが、所感としてどのようなことを感じましたか。

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もともとは4月1日の段階で30人集めて5物件で実験的にはじめようと思っていました。

しかし2018年の年末に発表してから一週間で700人、4月の段階では1100人で今では3,300人の方からの応募があります。

クラウドファンディングでの会員募集を通じて、200人くらいの方にご利用いただきました。

僕らの想像以上に期待感があるなと。

実際に使っている人たちの暮らし方もADDress中心に変わっていっています。

週末ではなく平日にADDressを利用されている方や、家を解約してADDressだけで生活し始めた若い方も何人もいます。

平日からいろんな地域でいろんな人と交流したいという人たちが出始めているようです。

ADDressでの暮らしが日常になり、普通の暮らしが非日常になっていっています。

会員には20代~70代まで幅広い方が登録若い世代に加えて、現在では50代~70代の方が全体の2,3割。

サラリーマンの方やご家族での参加など、年代・職業共に様々な方が利用されています。

ADDressは大切な資産を守りながら収益物件に

サブリース契約でオーナーの手間ゼロ

――実際に物件のオーナーになった場合には、どのような流れで物件を提供することになりますか。

ADDress代表取締役 佐別当氏アイコン画像

基本的にはサブリースの形態でオーナーさんと賃貸借契約を結んで、その物件を会員さんに貸し出しています。

私たちの予算に合う範囲であれば

  1. リノベーション
  2. 家具の設置
  3. 光回線の設置

をしています。

例えばオーナーさん自身が民泊として貸し出しをする場合、自分たちでかなりの手間をかけなくてはいけません。

ADDressでの契約であればオーナーさんは私たちに貸すだけなのでとても楽だと思います。

――オーナーさん自身の手間が無く賃貸経営出来るのはとてもありがたいですね!

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今は民泊新法の施行(※)によって気軽に民泊を営業できず、世話をすること自体も大変です。
※2018年に施行された民泊新法では、年間180日間の営業やそのほか制限が多い形に改められた。

それがADDressでは当然掃除・草刈りとかも私たちの方でやるので、オーナーさんからするとコストがかかっていたところにお金が入ってくると。

100万円以下のリノベ費用はADDress負担――リノベーションが必要な物件の場合、その費用はどのように負担されていますか。

 

ADDress代表取締役 佐別当氏アイコン画像

ボロボロの空き家になってしまうと、リノベ―ションだけで1~2千万円もかかってしまいます。

少し畳張り替えたりなど100万以下のリノベーションであればADDressで負担・対応しています。

オーナーの希望を取り入れた柔軟な賃貸契約

――「空き家問題」が深刻化していますが、日本の空き家にはどういった特徴があるのでしょうか。

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日本の空き家の大半が「たまに使う」「いつか使う」といった物件で、不動産賃貸には出てきません。

別荘に関しても、最近はお盆やお正月のときだけにしか使わない"ほぼ空き家"の状態の物件が多いです。

物件を移住定住者に貸せばオーナー自身は使えなくなりますし、売却すれば当然自分の手元からは離れてしまいます…。

そこでADDressではオーナーさんが使いたいとき以外の期間中の賃貸借契約を締結。

そういった柔軟な賃貸経営の仕方も取り入れています。

オーナーが使わない期間だけの賃貸契約ができる

“オーナーズ・ルーム”みたいなものを作って、他の部屋はADDressに貸していただくのもいいと思います。

“収益物件かつ自分でも使う”みたいなことも出てきて欲しいです。

ADDressでの契約期間について

一般的な不動産の賃貸借契約同様に、通常は2年間での契約。

ただしお互い長期的に関係性が見込めるケースの場合は5年以上の契約になる場合も。

いずれの場合もADDressではオーナーさんとご相談の上、契約内容を決定しています。

家具や思い出もそのままに契約・管理してもらえる

ADDress代表取締役 佐別当氏アイコン画像

賃貸や売却の場合、家具の処分が必須になることがほとんど。

思い入れのある家具やアート作品などを処分するのはもったいないので、ADDressではオーナーさんにすべて残してくれていいですよと話しています。

オーナーさんの思い出ごと会員さんが使ってくれると、そこでの暮らしを体験できるので良いと思っています。

通常の賃貸やシェアハウスのように、物件を知らない個人に貸したりするのは多少不安な気持ちになりますよね。

アドレスがちゃんと責任をもって借り受けてトラブルにも対応するので、結構オーナーの皆さんには信頼していただいています。
※株式会社アドレス…ADDressの運営会社

会員さんは“地域の人と交流したい”方で地域のサポートをしてくれますので、オーナーさんも地域貢献の一環として物件を提供してくださっています。

――確かにオーナーさんもそちらの方が得るものが多く、豊かな不動産活用になりますね。

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幸福度的には高いですよね。

4LDKの物件であれば収入相場は約10万円

――物件の契約をした場合、オーナーさんが受け取れる利益が目安でいくらぐらいになりますか。

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その地域の家賃相場にもよって変動しますが、一応目安は設けています。

ADDressとしては、1部屋・2部屋だと交流ができなくなってしまうので部屋数が多い程嬉しいです。

基本は4LDK以上且つ一軒家を中心に探していて、4LDK以上であれば家賃10万円程で設定しています。

家賃相場と合うエリアであれば相性はいいのかなと。

東京都か都心近郊だと10万円ではなかなか借りられないので、そこはバランスを見ながらですね。

「C2B2C」でオーナーも安心!ADDress代表取締役 佐別当氏アイコン画像

ADDressは「C to C」ではなくて「C to B to C」です。

Maneged Market  Place(マネージド・マーケット・プレイス)と言って、私たちがすべての管理責任を負ってマーケットプレイスとしてつないでいます。

「C to C」は完全にプラットフォームなのでオーナーさんがすべての責任を負わなければなりません。

すべて自分で運営・管理する経営よりは収益性は低くくなりますが、安定してシェアビジネスに参加できると思います。

ADDressのビジネスモデルは「CtoBtoC」

そもそもシェアリングエコノミーとは

オーナーにもメリットの多いADDressは「シェアリングエコノミー」という考え方に基づいて設計されてます。

  • そもそも「シェアリングエコノミー」とは
  • 今「シェアリングエコノミー」が求められているワケ
  • ADDressの事業発足の理由

など、話を伺いました。

地方で高まるシェアリングエコノミー需要

――御社設立の背景や事業をスタートされるまでの歩みについて教えてください。

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約4年前に一般社団法人シェアリングエコノミー協会という団体を設立し、私はその団体で事務局長を務めていました。

(一社)シェアリングエコノミー協会 とは当協会は日本に眠っている遊休資産を共有することで生まれる経済全体「シェアリングエコノミー」を活性化させることを目的とした団体。

日本全国でクラウドソーシングやクラウドファンディング等シェアサービスの普及・啓発を行っています。

シェアリングエコノミーが普及しているのはニューヨークやロンドン、北京やソウルなどの“人口密集地域”。

企業がオリンピックとか週末のサッカー大会などの時に生じる(ホテルやタクシーなどの)供給不足を受けて、個人が持っているものをシェアするサービスです。

しかし日本は「課題先進国」と言われていて

  • 地方での人口減少
  • 急速な高齢化
  • 地方から企業が撤退

して、地方では企業のサービス自体が無くなっています。

移動手段や宿泊施設、場合によっては居酒屋やカフェすらない地域は助け合っていかなければなりません。

そういった状況の中で、当協会宛に「人口が少ない地域でシェアリングエコノミーを活用したい」という相談をたくさんいただきました。

人口密集地域ではなく地方で高まるシェアリング・エコノミー需要

ADDressのサービスが地方の空き家問題を解決する

ADDress代表取締役 佐別当氏アイコン画像

地方自治体の中でも人口の少ない地域でアドバイザーや勉強会を開き、シェアリングエコノミーの活用をサポートしていました。

しかし問題は人口が少ないと「シェアのマッチングの絶対数」が少ないのでビジネスにならないんです。

ただ都心と地方をつなぐシェアリング(例:クラウドソーシング)に関しては、人口の流入があるので成立しやすくなります。

同時に地方の大きな課題として「空き家」の相談が多くあり、有効活用の手段を思案していました。

そんな中、現在僕自身も含めて20代から40代ぐらいの方々は都心だけで生活するのではなく

  1. 2拠点生活
  2. 地方での子育て
  3. 地方でテレワーク/サテライトオフィス

と暮らし方・働き方が変わってきています。

「空き家を有効活用」した“シェアリングビジネスモデルとしての多拠点生活”というのは供給もたくさんあるし今後ニーズも高まると思います。

ADDressは空き家の有効活用とサービスでシェアリング・エコノミーを実現

ADDressが生み出す「地域活性化」

ADDress経由で地域へ「人」と「スキル」をシェア

――民泊の場合だと地域の人が受け入れてくれないケースもあると思いますが、その点について御社サービスはどうですか。

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私たちがあくまで賃貸借の住まいにこだわっているのは、地域の方に「住人」としてみてもらいたいという考えからです。

ADDressでは自治体連携を多く行っていますが、各自治体の市長さん、区長さんや町内会長さんが歓迎してくれます。

外からたくさん人に来てもらおうとしても、“いくらお金を使ってもらうか”しか考えられないと観光業の人しか儲かりません。

地域の人からすれば

  1. 渋滞になる
  2. 地域のお店が観光客向けに
  3. 賃料アップ

など不利益が多く、あまり喜んではいなくて。

でもADDressの場合は長期契約の会員が賃貸でその地域に来て、地域の人たちと交流・生産活動をしてくれます。

実際に会員の方でプログラマーやデザイナーさんなど、各地でスキルを提供して地域に貢献してくださっています。

今後はお医者さんで、ADDressで暮らしながら各地で医療活動をしてくださる事例もうまれるかもしれません。

ただ一緒にご飯行くだけでもお互いにとって楽しい時間が過ごせますし、今年の夏も祭りで神輿を担いでくれた方もいます。

地域の人たちからすれば「お金を払ってでもしてほしい」ぐらい、祭りを見てくれる人よりも祭りの担い手のほうが少ないわけで。

そういった「地域で暮らす」人たちを私たちが地域に連れていくサービス作りをしています。

ADDress会員が地域で交流・生産活動をしてくれる

地域の方が集まる交流スペースとしての利用も

宮崎県日南市の物件写真(写真:ADDressの物件、宮崎県日南市「日南邸」レコードコミュニティスペースの様子)

ADDress代表取締役 佐別当氏アイコン画像

ADDressの物件には、地方の方が無料で使えるスペースを用意しているところもあります。

宮崎県日南市の商店街にADDressの物件をつくることになったとき、「おじいちゃん・おばあちゃんが集まれる文化的な場所にしてほしい」というお話をいただきました。

その際、地域の皆さんがたくさん持っているレコードを置いていつでも聴ける場所にしてはどうか、という案を出してくださった方がいて実現することに。

実際に400枚ほど寄付していただいて、レコードが聴けるコミュニティスペースになりました。

光回線で仕事も出来るし、奥の畳スペースではご飯やお酒も楽しめます。

おじいちゃんやおばあちゃんなど地域の人も来てくれるので、会員の方だけでなく地域の方同士でも新たに交流できる場所です。

――人が集まり、人の移動があることで商店街にも活気が戻りますね。

ADDress代表取締役 佐別当氏アイコン画像

商店街にある写真館の80代のオーナーさんが無料でカギ閉めをやってくれています。

その代わり写真のスタジオとしてコミュニティスペースを使ってくれていいよと。

全部自分たちでやろうとするとお金かかってしまいますが、ムリなく助け合って有機的に進めることが大切ですね。

ADDressを基点とした“支え合い社会”を創造

自然エネルギー発電のシェルター物件を準備

――シェアリングエコノミー実践の今第一線として活躍されていらっしゃいますが、今後のビジョンについてお聞かせください。

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地域の人たちにとって「ADDressの人たちがきてくれてよかった」という状態にしたいと思っています。

例えば都会の常識と地方の常識って違いますよね。

移住まではしなくても定期的に通う会員が地域に交わることで、その地域にも変革が起きるかもしれません。

ADDressには家守さんもいるので交流・連携の中で地域の人たちにとってプラスになるような場所を作っていきたいです。

近年、自然災害による問題への事前・事後対応が深刻です。

地方でも現代的な暮らしになっているので、水が無くなったり電気の供給が無くなると生活は困難になります。

今後の話ですが、ADDressの物件を自然エネルギーでまわせる物件に設計

災害がおこったとき電気などの供給があり、地域の人たちが安心する場みたいな拠点も増やせればと思っています。

分散型の「共同体」を創っていく

――もしものときに対応・安心できる場が地方に点在していることが大事ですね。

ADDress代表取締役 佐別当氏アイコン画像

はい。私たちは分散型の共同体をつくっていくという話をしています。

様々な場所でそういった共同体ができてつながっていければ、たとえそこに会員がいなくてもその地域への愛着が生まれる。

最近ですと南房総へ寄付してくれたり応援してくれる方がいて、暮らした地域を自分の田舎みたいな感覚になる人が増えています。

この場合「“あの”家の”あの”人」「“一緒にご飯に行ったあの人”」とか、テレビを見ていて「寄付しよう」と思う感覚とはちょっと違うんです。

そういった人のつながりがADDressで出来ていけば、いざとなったときの助け合い方が変わってくるのかなと思います。

トチカム編集者後記

ADDress(株式会社アドレス)2019年10月プレスカンファレンス集合写真(写真:2019年10月29日に開催されたプレスカンファレンスでの集合写真。)

「ADDress」は2019年10月末に「♯全国創生」をスローガンに、会員のモビリティを促す新たな企業提携を発表

様々な分野から熱い注目が集まっているサービスです。

皆さんの持っている空き家をADDressで活用することで、会員の方だけではなく地域の人たちにとっても大切な憩いの場・つながりの場が生まれます。

不動産の有効活用で得られるものは単に経営による収益だけではありません。

  • 空き家を相続したけど、どうしたらいいのか分からない
  • ほとんど使っていない別荘がある
  • 賃貸経営をしたいけど運営・管理が不安…
  • 地域へ貢献したい

など思われている方はぜひ一度ADDressに連絡してみて下さい。

収益と幸福度が高まり、皆さんの暮らしがさらに豊かなものになる事を願っています。

会社名株式会社アドレス
代表取締役社長佐別当 隆志
設立日2018年11月30日
事業内容登録拠点ならどこでも住み放題になる、サブスクリプション型の多拠点居住のシェアサービス(「ADDress」)を提供。
少子高齢化・人口減少時代における「人口シェアリング」を実現する。
HPhttps://address.love/

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